父に会えました

 昨日、父の入院する病院に行き、特別に面会のOKをいただき、父に会うことができました。ちなみに、PCR検査は陰性で、一般病棟に移っておりましたが、コロナ渦により、基本面会禁止状態となっております。

 午後、母、姉と一緒に、病院に行き、まずは、担当医から、父の様態について、詳細説明を受けました。すでに、MRIの検査結果像があがっており、その画像を見せてもらいながらの説明でありました。

 これまで、父は、2回脳梗塞を発症しておりますが、ともに、左の脳の血管が詰まり、その結果、右手右足に後遺症が残ったのですが、今回の脳梗塞は、右側の脳で発症をしておりました。

 そして、素人の私たちでも、MRI画像で、はっきりわかったのですが、右側の脳の半分以上が機能不全状態に陥っており(つまり、死んでしまっており)、意識不明状態の状況となってしまったとの説明でした。

 ここ2、3日が山という説明に関しては、死んでしまった部分の脳は、一旦、むくむ(膨張する)ことがわかっているそうで、そのとき、今、大丈夫な状態を保っている脳幹(呼吸や心拍を指示を出す部分)に影響を与える可能性があるためとのことでありました。

 また、一般的には、脳梗塞の場合、血液をサラサラにする薬等を投与するのですが、今の父の状態では、逆に、脳内で出血を起こす危険もあるため行っていないということで、もちろん、死んでしまった脳を生き返らせることも、今の医学で無理であり、点滴による栄養補強だけができることになっているとのことでした。

 その後、父と会うことができましたが、パッと見は、普通に寝ている姿、そして、一生懸命、呼吸をしていることがわかりました。ただし、こちらからの声掛けに反応することは、当然、ありません。ただ、一生懸命、呼吸をしてくれているだけでも、私は、うれしかったです。

 なお、上司の計らいもあり、私は、今週、出勤しないで良いこととなり、また、担当医師より、明日以降も、短時間であれば、面会OKをいただけましたので、週末まで、毎日、父に会いに行くことができることとなりました。

 

 

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