今週の水曜日に、病院に行って、心臓の検査をしてもらいます。
最近、心臓の調子が悪いから検査するという訳ではなく、生まれつきの疾患の経過観察になります。
高校生のときに確認されたのですが、生まれつき、肺動脈弁が完全には閉じない奇形状態で、少し血液が逆流する形になっている状況です。とは言え、普段の生活には、全く問題はなく、検査も、今は、2年に1回の頻度となっております。
ちょっと、昔話をいたしますと、高校1年の夏前に、健康診断のレントゲンの画像で、要検査判定が下りました。そのときは、心臓が大きく見える?であり、それってスポーツ心臓では? ぐらいで、きっと再検査を行っても問題は無いものと思っておりました。
しかし、予想は裏切られ、再検査の結果、さらに、精密な検査が必要となり、最後は、入院しての検査まで必要となりました。
結果、先にも述べましたが、正式名は、先天性肺動脈弁閉鎖不全症とジャッジされ、レントゲンで心臓が大きく見えていたのでは、肺動脈弁のところで、血液が逆流してしまうことに加え、部活での運動により、肺動脈が拡張してしまっていたためでありました。
このため、肺動脈弁の奇形状態は軽微な方とは言え、高校時に入部したバレーボール部での活動は行ってはいけない。さらに、長い時間の運動は避けるようにと診断されてしまいました。
当時、どちらかと言えば、勉強をすることよりも、スポーツをして汗を流すことにやりがいを持っていた学生でありましたので、手足をもがれた気がして、しばらく、何もやる気が起きない状況に陥ったのと、それまで、確かに、持久力が劣っていると感じていたのですが、理由は、心臓だったのか!と思ったのでありました。
数カ月、帰宅部生活を送っていたのですが、一緒にバレー部に入部したクラスメートから、“おまえが必要!” というまさかの一言をかけられました。ただ、無理!と回答するしか無かったのですが、それでも、何度も、“本当に、戻れないのか?” と問われることとなりました。
クラスメートから依頼を受けた後、心臓の検査を受けに言ったときに、ダメもとで、主治医に、“やはり、部活を行ってはダメでしょうか!” と聞いてみたところ、少し悩んだ後、条件付きならOKとの回答が得られました。ただ、条件は、長時間の過激な運動状態はNG、そして、2週間に1回の頻度で検査を受けることでありました。長時間の過激な運動というのが曖昧なところでありましたが、部活が、また、できるという喜びでいっぱいでありました。
その後、バレー部に復帰し、まぁ、元々、弱小チームでありましたので、大した成績を残すこともなく、高校3年の夏前に最後の試合を終え、引退をいたしましたが、クラスメートの一言が無ければ、ずっと、帰宅部でありましたので、友の一言というのは重要なものでありました。
今は、運動不足で腹も出てしまい、運動不足が心臓へ負担をかけているかも?なんて思う今日この頃であります(笑)。
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