両親の状態

【父の状態】

 入院当初、脳梗塞で死んでしまった脳がむくむことで、呼吸や心拍を司る脳への影響が懸念され、危篤状態でしたが、今週、CTでの確認で、むくみは治まり、一番心配していた状態は、乗り越えたとの連絡が入りました。

 しかしながら、引き続き、①発熱があること、②窒息する可能性があることの連絡をいただいております。

 ①の発熱に関しては、まだ原因がわかっていないのですが、肺炎の可能性は考えられるとのことでありました。従って、死んだ部分の脳のむくみが収まったら、流動食を試すこととなっていたのですが、肺への誤飲の可能性のあるトライでもあったため、一旦、実施することはストップとなっております。

 ②の窒息に関しては、舌で喉を塞いでしまう可能性があるとのことで、そうならないように対応することもできますが、どういたしますか?と問われましたが、姉と私の意見は一致し、必要無い旨、回答しております。何が、自然な姿なのかが、医療技術の進歩で難しいところなのですが、父は、いま以上の対応を望んではいないだろとも思っての判断でありました。

 ①の発熱の原因がわかるまで、流動食をどのように取り込むかの選択ができず、また、これが決まらないと転院もできないということで、今の病院に居る期間が、予定よりも延びる見込みであります。

 ただし、これまで特別に許可をいただいておりました面会は不可(コロナによる)となってしまったため、父に会うことができない状況となってしまっております。

 

【母の状態】

 母の癌検査結果を確認でき、やはり、舌に癌があることが確認されました。

 治療方法としては、母の年齢では、抗がん剤、放射線による治療は難しく、癌の部分を切除する手術のみが可能とのことでした。

 この切除手術自体は、それほど難しいことでは無いようなのですが、それでも、手術後の5年生存率は60%とのことであります。また、認知症の度合いによっては、手術はできない、若しくは、手術を行うことでのリスクが大きくなってしまうとのことでありました。

 基本、癌に勝つという強い意志を持って望む姿勢が見られないと、治療はうまくいかないということであり、この面で、認知症患者は問題となってしまうとうことであります。

 来週、再度、担当医師が、母に、癌の状況と手術の話を実施し、そのレスポンス状況を確認することで、手術を行うべきかの判断をしてくれることとなっております。

 もし、手術を行わない場合、緩和ケアのみの対応となりますが、その場合、余命1年ほどとのことであります。

 

 急に訪れた両親のカウントダウンですが、年齢的には、仕方無いと思いつつ、ほぼ同時期に、そのときが訪れようとしており、中々、辛いものがあります。

 ただ、それは、実家に居る姉の方が、医師とのやりとり等を行っているので、より大変な状況であり、できるだけのサポートを行い、姉の負荷を低減できるようにしていかなければと思っております。

 

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