ブルガダ症候群のため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術が、2023年1月5日(木)に決まりましたが、その手術まで、2週間となりました。
2週間後の今頃は、手術室かと思いますと、やはり、緊張感が高まります。
逆に、2週間後には、突然の致死的な心室細動が起きても死なないで済むという安心を得ることにはなります。
では、いま、突然の致死的な心室細動に怯えているかと言えば、普段は、ほとんどそのようなことはなく、寝るときに、もしかしたら….と思う時があるぐらいであります。どちらかと言えば、手術への不安の方が強い状況であります。人生初めての手術でありますので。
そして、どちらかと言えば、今でも、本当に、私に、致死的な心室細動が起きる身体なのか?と思っている状況ではあります。
ちなみに、私のようにブルガダ型心電図を有する人のイベント発生率は、心室細動を起こしたことがある人で年7.7~10.2%、失神を経験したことがある人で年0.6~1.9%、無症状の人では年0.3~0.5%のようであります。
私は、一応、失神を経験したことがあるに分類されると考えますと、0.6~1.9%ということになりますが、この数字をどう受け止めるかではあります。当然、確率の数字は小さいですが、自分がイベント発生者になる可能性はあり、その場合は死んでしまうと考えれば、皮下植込み型除細動器を植え込むことの方が、長く生きるために前向きな判断と言えるのかと思っております。ただ、もう少し数字が大きければ、もっと、スパッと気持ちの整理が付くのになぁ~と思ってしまうのが、突然死に対する緊張感が薄い原因にはなっていると思います。
繰り返しになりますが、皮下植込み型除細動器を植え込まなかったら、日々、怯えていたかは??ではありますが、私の周りの人たちは、やはり心配な日々となってしまうことでしょう。そして、何より、会社も、どう思うかもありますが、たぶん、植え込んでくれた方が安心なのかと思います。
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