父が、2月に亡くなりましたが、母も、今週の月曜日に旅立ちました。
昨年の秋、舌癌が確認され、医師から余命を告げられておりましたが、ほぼ、そのとおりの時期に息をひきとった形です。
癌に対しては、率先した治療は諦め、緩和ケアの形で自宅で療養をしてきましたが、徐々に、食べるものが限定され、食が細くなり、そして、最後は、食を得ることができない状況となりました。
食を得ることができなくなっても、人工的な栄養摂取は行わず、自然な形で最後を迎える形を選びました。
従って、こちらの記事にもありますように、元の原因は舌癌ではありますが、最後は、老衰と言える形でした。
確かに、とても痩せてしまう姿を見るのは辛かったのでありますが、人工的なことを行わなかったことで、安らかに、その時を迎えることができたように思えます。
今週の月曜日は、午後1時から訪問看護師が来て、足下の血圧測定等の確認をし、口の中や体をきれいにしてもらい、その後、リビングで打ち合わせを行ったのですが、打ち合わせを終え、看護師が帰る前に、もう一度、挨拶してから帰りますと母のところに行ったとき、息をひきとっていたという状況でした。
私も、会社を休んで、週末から実家に居たのですが、どうやら、最後の姿を見られたくなかったのかもしれませんね。
看護師さんも、まさかの出来事に、ちょっと、目が潤んでいたのが印象的でありました。
そんな最後ではありましたが、息をひきとった後の顔が穏やかであったこと、家で最後を迎えることができたこと等は、家族、親戚にとって、良かったのではないかと思っております。
最後に、姉が、実家で、両親と同居してくれていたので、ここ数年は、負荷がかかっていたと思いますが、これで、寂しくはなるものの、自分のやりたいことを自由にできる状態となり、仕事はほどほどに、楽しく過ごしてもらえればと思っております。
コメント
初めてコメント残します。
そうだったんだね。
お悔み申し上げます。
私は、母の葬儀・納骨すら出席出来なかったので、
母に対する感情が固まったままです。
不謹慎かもしれないけれど、
自宅での家族との最後は、
私の母のことを思うと羨ましいです。
ありがとうございます。
私は、実家から、遠いといえば遠いですが、その気になれば3時間ぐらいで帰ってこれること、また、会社の方の対応が良かったこと等で、母の近くに居ることができました。